仕事やめたいと思った時に知っておきたい転職活動の基本

自分の会社に不満がある。人間関係が上手くいかない。自分の能力をもっと活かしたい。色々な理由があると思いますが、転職されたい人は多いと思います。ですが、アベノミクスといっても転職市場まで影響を与えるほど、景気は回復していません。そのため、転職活動をする際は、安易に「会社辞めた!」「転職しよう」「内定がでた」とはいきません。転職の流れを把握し、戦略を練らなければ満足いく転職を行うことはできません。

そこで今回は、簡単に転職の流れを紹介します。

①情報を収集する。
②書類を作成する。
③面接する。
④内定が出る。
⑤退職手続をする。

ザックリと流れを説明するとこのようになります。それでは一つ一つチェックしていきましょう。

スポンサードリンク

①情報を収集する。
そもそも何故、転職するのか。企業側は採用のプロが審査します。「なんとなく」という理由では採用してもらうことはできません。自分の中で転職理由をまとめてみましょう。まとめると、自分が何をしたいのか、が見えてくるでしょう。この「したいこと」から転職先の情報を探しましょう。探し方としては転職サイトで求人を探す方法、転職コンサルタントに依頼する方法などがあります。

②書類を作成する。
履歴書と職務経歴書を作成し、応募します。

③面接する。
書類選考が通ったら、面接になります。会社によっては、筆記試験や実技試験を実施する会社もあります。

④内定が出る。

⑤退職手続をする。
退職手続も社会人としては必要になります。同業種ならば、退職時の噂が新しい会社へも伝わってしまう可能性があります。この5つが簡単な流れになります。なんとなく転職するのではなく、流れをシッカリ把握して、転職活動を行いましょう。

○転職の方法

d0749a71d946d1f81ff6b7f5367bf999_s

転職するためには求人情報を探さなければいけませんが、この探し方には大きく別けて3つあります。

①求人サイトを通して求人情報を探す。
②転職コンサルタントに依頼する。
③知人や親戚などに紹介してもらう。

この3つが主な求人の探し方になります。

①求人サイトを通して求人情報を探す
という方法は、自分で好きな時に好きなように、転職活動が行えるのが最大のメリットです。ただ、ダラダラと転職活動が長引いてしまう可能性もあります。自己管理が得意な人にお勧めの転職方法です。

②転職コンサルタントに依頼する
この方法の最大のメリットはスケジュール管理をコンサルタントが行ってくるという点です。内定が出た際も、企業の間に立ち、入社日などの調整も行ってもらえます。デメリットとしてはコンサルタントに当たり外れがあるという点です。あまり話を聞いてもらえないようなコンサルタントの場合は残念ですが、「ハズレ」の可能性が高いです。思い切ってコンサルタント会社を変えてみても良いかもしれません。

③知人や親戚などに紹介してもらう。
この方法の良い点は、職場環境がよく分かるという点です。実際に知り合いが働いていたりすると、職場の雰囲気を事細かに聞くことができます。ただデメリットとして、簡単に退職できないという点です。紹介してくれた人のことを考え、退職したくても退職できない、なんてことも起こりえてしまいます。それぞれのメリットデメリットを踏まえ、自分に合った転職方法を選ぶことをお勧めします。

○転職コンサルタントのメリットデメリット

転職コンサルタントという言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。転職をする際には非常に心強い存在になります。今回はそんな転職コンサルタントを利用する際のメリット、デメリットをご紹介します。まず、最大のメリットはスケジュール管理をしてもらえるという点です。「●月●日までに転職したい」という目標を伝えると、その日程に合わせて、面接スケジュールを組んでもらえます。ちなみに私が一度利用した時は、目標の3月3日の前日3月2日に内定をもらうことができました。ただ、日程が迫っている場合、過密なスケジュールになってしまうこともあるので注意は必要です。続いてのメリットが、求人情報を豊富に抱えているという点です。非公開求人情報などを得ることができます。中には求人情報が少ない転職コンサルタント会社もありますが、そういった会社はあまりお勧めできません。

続いてデメリットですが、コンサルタントも人である以上、良いコンサルタントと悪いコンサルタントがいます。悪いといっても「悪意」があるわけではなく、経験が浅いコンサルタントのことを指します。中には自分は一度も転職したことがないような新卒のコンサルタントが担当になってしまうこともあります。頼めば担当を替えてもらうこともありますので、ぜひ変えてもらいましょう。理想のコンサルタントは3年から4年、その会社で働いており、企業側とのコネクションもある程度ある社員になります。

○二十代の転職にはこじつけ能力も重要

二十代の転職は、買い手市場の転職市場でも人気の年齢層になります。特に新人研修などを行っていない会社などは、社会人としてのマナーが身についており、少し教えれば戦力として使える二十代の人材を求めています。新卒採用の時は「とりあえず就職しなければ」と就職活動していた人も多いと思いますが、実際に働いてみて「本当にやりたかった仕事ではない」と後悔されている人も多いでしょう。そこで若さを武器に自分の本当にやりたかった仕事を探してみてはいかがでしょう?

全く違う異業種でも意気込みを認めてもらえれば、働くことも可能です。それでも、いきなり押しかけて「ヤル気あるんです!雇って下さい」という方法では採用してもらえることは少ないでしょう。働きたい業種のことを勉強し、必要な資格があれば取っておきましょう。また現在の業種で学んだことなどを、どのように活かせるのかを考えてみましょう。たとえば飲食店で働いていた人が、システムエンジニアに転職するとしましょう。この二つの業種の間に共通点を見出すのは難しいですが、「飲食店で働いていた際、珍しい料理を注文してもらうために、分かりやすいようにメニューを作りました」ということと「専門的知識が少ない顧客に対しても、顧客の立場に立ち、プレゼンテーションする能力があります」とこじつけることができます。無理やりですけどね…。無理やりだからこそ、面接当日に出てこない言葉だと思います。このこじつけを面接官に納得させられるかが、二十代の転職を成功させる秘訣です。

○三十代の転職で異業種は可能か?

転職市場の売れ筋は25歳から28歳と言われています。やや人気が無くなってしまう三十代転職者です。何故なら、三十代となると「管理職」を任せられ始める年代だからです。そのため、三十代の転職で年収アップ組と年収ダウン組の差が大きく開くと言われています。(役職手当が付くかつかないかという問題ですね)逆に考えると、自分のキャリアや技術に自信がある三十代の方々は、積極的に転職活動を行いましょう。ですが、そんな人ばかりが転職をされていないのも現実です。

「資格もない」「異業種に転職したい」そんな方もいらっしゃるでしょう。ですが、安心してください。三十代半ばぐらいまででしたら、異業種への転職も可能です。ただ、二十代とは違い、一から仕事を教えてもらうことは難しくなります。自分で業種について勉強し、仕事も自分で覚えていかなければいけません。これを苦難ととるか、チャレンジととるかは人によって違います。ですが、「本当にやりたかった仕事」へ挑戦できる最後の年代になると言っても過言ではありません。

女性の場合は三十代になると、お子さんがいらっしゃる方も多いと思います。残念ながら、転職の際に小さなお子様がいらっしゃることがデメリットになってしまうケースが多いです。そこで、いかに子供をサポートする体制が整っているのかをアピールできるようにしましょう。中には「お母さんにも子供にも優しい企業」はありますが、希少ですし、そんな会社は人気が高く、倍率も高くなってしまいます。

○履歴書の書き方

967e200c3e0ded662fcefe5e2648763c_s

履歴書は大きく別けて二つの書き方があります。

・手書き
・パソコンで作成する方法

やはり履歴書は前者がお勧めです。

歴史のある企業の場合、年配の採用担当者が多くなります。年配の方は特に「履歴書をパソコンで作成するなんて」とマイナスに感じられている人もいます。ただ逆にパソコン技術などを必要とする事務の仕事の応募の際には、パソコンで作成する履歴書が好印象になるケースがあります。履歴書のデザインはいくつかありますが、自分をアピールできる形式を選びましょう。例えば、転職に有利な資格を沢山持っていらっしゃる方でしたら、資格欄が大きな履歴書を選ぶと良いでしょう。パソコンで製作する方法として、サイトを通して作成する方法と自分でエクセルを使って作る方法があります。サイトによっては色々なタイプの履歴書を用意していますが、パソコンに自信がある方はエクセルで作ってみましょう。

基本的なことですが、履歴書は黒いボールペンかペンで書くのがマナーです。また間違えてしまった際は修正液を使わずに書き直しましょう。見本となる履歴書を一枚作り、それを横に置き、書き写す方法がお勧めです。勿論、綺麗な字で記入するのも忘れないでください。事務職や看護士の仕事となると字の綺麗さが仕事にも必要になりますので、あまりにも字が汚いとそれだけで書類審査の時点で落ちてしまう可能性があります。履歴書を郵送する前に、内容を最終チェックすることも必要ですが、コピーを取っておくと面接の時に何を言ったらいいかを整理することができます。

○職務経歴書の書き方

職務経歴書は履歴書より大切な書類になります。企業によっては職務経歴書で合否を決めることもあると言っても過言ではありません。そのため見やすくデザインなどにもこだわりましょう。履歴書とは異なり、できればパソコンなどで作ることをお勧めします。パソコンで製作する方法として、サイトからフォーマットをダウンロードして作成する方法とエクセルで作成する方法があります。ですが、職務経歴書は業種によって、アピールポイントが異なるので、フォーマットを変える必要があります。

そのためエクセルで作成することをお勧めします。一度作ってしまえば、印刷して何度も使うことができるので、最初に力を入れましょう。内容についてですが、職種によって大きく変わるので、マイナビ転職さんやDODA(デューダ)さんが紹介されている、職種別職務経歴書の書き方を参考にされる方がいいでしょう。参考までにURLをご紹介しますね!

マイナビ転職さん:http://tenshoku.mynavi.jp/job/sample/
DODAさん:http://doda.jp/guide/syokureki/

事務は事務でも「総務・営業事務・経理」など細かく分類されており、それぞれ内容が異なるので非常に便利です。共通してご紹介できる点としては、転職理由をネガティブなことを書かないという点が挙げられます。「人間関係が合わなかった」や「仕事がつまらなかった」などは採用しようとする企業にとって悪印象を与えてしまいます。さらに分量にも注意しましょう。アピールしたいポイントが多いことは、非常によいことですが4枚以上になってしまわないようにしましょう。また手紙のようにダラダラと長い文章でアピールするのもお勧めしません。全て箇条書きにする必要はありませんが、項目や見出しなどを作り、見やすい職務経歴書を作りましょう。

○転職に有利になる!おすすめの資格

「資格があれば転職できる」と思って、頑張っていらっしゃる方も多いと思いますが、その「資格」の種類によるってご存知でしたか?実は企業側は左程、資格の存在を重視していません。勿論、医者や弁護士のように資格がなければ、働けない仕事もあります。それ以外の仕事になってしまうと、普通自動車免許があれば、十分という企業も多いでしょう。逆に資格を多数持っていると「こいつ、資格マニアなのかな?」と思われたり「資格を使って又、転職するかな?」という不安を持たれてしまうこともあります。そのため履歴書や職務経歴書には沢山、資格を持っていても「必要な」資格だけを記載するようにしましょう。「必要な」資格としてお勧めの資格をいくつかご紹介します。

取得しておくと役に立つ資格

事務職の際に注目される資格が

・簿記2級・1級
・秘書検定2級・1級

事務を行う能力があると分かりやすい資格だからですね。

・カラーコーディネーター
・色彩検定

などはファッション業界や工業関係からも注目されやすい資格になります。

・英検2級~1級
・中国語
・韓国語

外国語の資格はビジネスシーンでは広く重宝されます。中国語が出来ると言う理由で、カナダの建築会社から採用を貰った人もいるぐらいです。

・アロマコーディネーター

アロマテラピーは現在、医療行為として行うことはできませんが、その効果には注目が集まっており、医療機関などで積極的に取り入れています。意味もなく資格をとるのではなく、自分が転職しようと思っている業種が注目している「必要な」資格を効率よくとって、転職活動を有利にしましょう。

○必ず抑えておきたい面接のコツ

8317116914acc9837f8623393e82cffc_s

書類審査に通過すれば、面接が最後の砦になります。面接が上手くいけば、内定が出たといっても過言ではありません。そんな面接ですが、いくつか注意したい点がありますので、ご紹介します。基本中の基本ですが、身だしなみは気を付けましょう。新卒の採用とは異なり、「最低限の社会性」を転職の場合チェックされています。社会人として恥ずかしくない格好で面接に臨みましょう。一番、注目したいのが、面接の最後にある「何か質問がありますか?」という問いかけです。「特になにもありません」と正直に答えてしまうのは非常にもったいないです。

最後のアピールポイントですので、有効に利用しましょう。ここでは、「この企業でこんなことをしたい!」という気持ちをアピールすることができます。又、効果的な質問ができれば、「企業を研究している」という意欲面を評価してもらうことができます。応募動機と一緒に必ず聞かれる質問なので、企業への質問は用意しておきましょう。面接全体に通して言えることですが、「頑張ります」とか「努力しました」という抽象的な表現は避けましょう。説得力に欠けてしまうので、具体的な体験を話せるようにしましょう。

ただ、過去の栄光にすがってばかりではいけません。将来、この経験を活かしどうしたいのかということも相手に伝えましょう。この二つが上手くかみ合うことで、企業側に効果的にアピールすることができます。面接は当日、行き当たりばったりではなく練習もしましょう。コンサルタントに依頼する場合はコンサルタントさんが、練習に応じてくれるケースもあります。応募先の情報を知っているコンサルタントさんならば効果的なアドバイスを貰うことができるかもしれません。

○知っておきたい退職のコツ

「遠足は家に帰るまでが遠足」という名言がありますが、転職も「退職するまでが転職」です。せっかく内定がでても、退職手続を適当に行ったために、新しい会社でも悪評がつきまとうなんてことも起こりえます。そんな退職の流れをまずご紹介します。

①直属の上司に相談する。
②退職日を決める。
③退職願の提出。
④引き継ぎをする。
⑤退職日

となります。

①直属の上司に相談する。
ですが、これをせずに、周囲に「転職するんだ~」と言いふらしてしまい、周囲から上司が知ってしまうと、上司は良い気はしません。上司の協力があってこそ、円満な退職が出来るという点を忘れないようにしましょう。

②退職日を決める。
一方的に「●●日に退職したいです」というのではなく、上司と相談の上、決めましょう。理想の退職日は新しい会社への入社日の一ヶ月前になります。

③退職願の提出。
パソコンで製作するのはお勧めしません。手書きで書きましょう。書き方などはインターネットなどで調べることが出来ます。会社によっては専用の退職願が、用意されているケースもありますので、一度相談してみましょう。

④引き継ぎをする。
仕事の引き継ぎはシッカリ行いましょう。マニュアルのようなものを用意できると、ベストでしょう。得意先がある場合は、新しい担当者と一緒に挨拶周りも行いましょう。

⑤退職日
長かった転職活動もようやく終わります。この転職を最後にしてもよいでしょうし、さらなるステップアップを目指しても良いと思います。

○まとめ

今回は転職活動を始めるにあたり抑えておきたい基本についてまとめました。人間関係に疲れたり、思ってた仕事ややりたい仕事と違ったなど、仕事をやめたい!と思う理由は人によって様々だと思います。一般的に仕事をやめてから転職活動を始める方が大変になりますので、勢いで仕事をやめてしまう前に転職活動について知ることが大切です。

スポンサードリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*